テレビの視聴方法にワンセグと呼ばれるものがあります。身近な携帯電話やカーナビゲーションに、このワンセグテレビを見ることが出来る機能があります。
実際にこの機能を使ってテレビを見たことがある人もいると思います。
ワンセグはデジタル放送が始まる2006年に登場した、移動しながらテレビを見ることが出来る機能であり、由来としては1セグメントという、周波数帯に割り当てられる領域のことを言います。
ワンセグのメリットは、先ほども記述したように、外出時にテレビ放送を見ることが出来ることです。
そのため、移動時手に持っていることが多い携帯電話や移動手段の車両にこの機能が入っているのです。また、少し珍しいものでは、国内フェリーなどの貨客船でワンセグ放送を見ることも可能です。
メリットが多いワンセグですが、デメリットも存在しています。
もっともデメリットとして大きいのは、その画質です。先ほどもいったようにデジタル放送を見ることが出来るワンセグですが、そのセグメント領域は一般的な家庭で見られるテレビの4分の1の情報量しかないため、画質が悪くなってしまうといった欠点があります。
また、電波状況に左右されることが多いことから、背の高いビルや山といったものが電波を阻害してしまい、一部の地域ではワンセグ受信が出来ないといった問題もあります。
デメリットもありますが、最近ではスマートフォンが普及したことで、ワンセグの上位互換でフルセグと呼ばれ放送も見ることが出来るようになったので、
今後これらのデメリットが少しずつ解消されていくことでしょう。